ケミカルピーリングとは、酸などの薬によって表皮、厚くなった角質層を剥離し、皮膚の新陳代謝を正常に戻す方法です。
ケミカルピ−リングは、有機酸やレーザー、微粒子などを使って肌に残っている古い角質を取り除き、肌の新陳代謝を促し肌本来の自然な美しさを取り戻すための技術です。ニキビ痕の治療や肌の若返りのためにケミカルピーリングは女性の間でブームを続けています。肌表面に蓄積された古い角質層は、肌荒れやくすみ、小じわやシミなど、さまざまな肌のトラブルの原因になります。ケミカルピーリングは、肌に厚く積み重なった古い角質を物理的、化学的にきれいに取り去ることで、肌を柔らかくするとともに新陳代謝を促進し、肌本来の再生力を高めて、肌本来の自然な美しさを取り戻すことを目的としています。ケミカルピーリングによるスキンケアは、肌が荒れているから保湿クリームを塗ると言う従来の一般的な対処療法ではありません。肌の細胞に直接働きかけ、肌再生のメカニズムを正常に戻すという内側からの根本的なスキンケアなのです。そういう意味で、ケミカルピ−リングは最先端のメディカルスキンケアといわれています。
また、幅広い範囲でケミカルピーリングが行われている理由には、シミやシワ、毛穴の黒ずみを改善させる効果があり、皮膚を滑らかにしたり肌の若返りなどアンチエイジングにもとても有効です。そして、ニキビ治療やニキビ痕の皮膚の損傷などにも効果を発揮します。現在、一般的なニキビ治療として抗生剤の内服や外用があげられますが、そういう治療でも治らないニキビでは、ケミカルピーリングが有効であるといわれています。
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エステサロンをはじめ美容外科、皮膚科などでケミカルピーリングは行うことが出来ます。医療機関では美容目的の他にもニキビやニキビ痕、シミそばかすや色素沈着などの皮膚疾患の治療や改善を目的として行われます。これに対してエステサロンでは、保湿効果を高める、肌を美しく整えるなどの美容目的のみにケミカルピーリングが行われます。
さて、ケミカルピーリングを行おうと考えたとき、エステと皮膚科、どちらを選べばいいでしょう?
もしあなたがケミカルピーリングを望んでいるのなら、その目的に応じてどこで施術するのかを決めなくてはなりません。エステでは、疾病の治療を目的とした行為は法律で禁止(平成12年11月に厚生労働省が「ケミカルピーリングは医師のみが行える医療行為である」と通達しました。)されています。つまり、ニキビやニキビ痕の治療、シミ、ソバカス、小ジワ、乾燥肌、色素沈着など、皮膚の疾患の治療や改善といった医療行為としてケミカルピーリングの施術を希望するのであれば、皮膚科等で医師の診察を受け、施術を受けなくてはなりません。エステでは、肌表面の状態を整える、肌に透明感を持たせる、化粧のりを良くする、肌をしっとりと整える等の目的でケミカルピーリングを行ないます。
ピーリングは肌を美しくする技術ですが、副作用がまれに見られることがあるので注意しましょう。主に、肌の乾燥や肌荒れ、皮膚の赤み、かさぶたなどの症状として現れます。
・乾燥や肌荒れ
普通、施術後から数日間は肌が得に乾燥し、肌荒れのようになります。化粧のりも多少悪くなりますが、これは一般的な状態であり、副作用というよりも、通常の術後経過といわれています。充分な保湿と紫外線対策を心がけましょう。
・皮膚の赤み
言葉通り顔の皮膚の赤みです。化学反応が正常に進んでいる証拠でもあり、施術後のケアで、一両日中には消失するケースがほとんどです。但しホームピーリングの場合は、皮膚の赤が出たら、その部分へのピーリングは中止した方が賢明で、通常であれば数日で元に戻るようです。
・かさぶた
施術後に表れるもので、ケミカルピーリングに使用した酸の濃度が高い場合に出現やすいとされています。ピーリングが深い場所がかさぶたとなりやすく、そのかさぶたが取れた後に色素沈着を起こしやすいので、適切なケアを仰ぎ、それをきちんと守ることが大切です。
このように、たまに副作用が出るケースもありますので、ケミカルピーリングを受ける前にピーリングをよく理解し、施術後は注意をよく守り、それでも副作用が出た場合には、施術を受けたエステサロンや医療機関に相談することが大切です。
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